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REVIEW

13作目で評価5.0を維持する異常さ。「おにーさん、私達とお茶しませんかぁ?13【電子特装版】」レビュー

コミケ107発のギャルASMRシリーズが13弾に到達。評価5.0を落とさないまま積み上げてきた密度と、電子特装版ならではの収録量を検証した。

13作続いて評価5.0。これを「シリーズものだから固定ファンが甘い点を入れてる」で片付けたかったが、タグの内訳を見たら諦めた。アナル・おもちゃ・中出し・オナニーを一本に詰め込んで、なお5.0を維持しているサークルがある。

どんな作品か

制服ギャルとの「お茶」という他愛ない導入が、じわじわ別の方向に崩れていくフォーマットはシリーズ共通。13作目ではアナル・おもちゃ・中出し・オナニーとタグが示す通り、体験の種類を積み増す方向で密度を上げてきている。シナリオで驚かせるタイプではなく、耳に流し込む情報量で満足させるタイプ。聴き終わったあとの感覚は「腹八分」より「腹十二分」に近い。電子特装版は通常版より収録トラックが増えている可能性が高く、シリーズを揃えている層にとっては買い直しの動機になる。

CVと演技

CV名は非公開。これは判断材料として正直に言えば痛い。ただ、ギャル系ASMRで13作を通じて5.0を落とさないキャストがいるという事実は、それ自体が情報になる。このジャンルで演技が安定しているかどうかは、耳元の息継ぎの雑さや、語尾の処理に一番出やすい。テンポが速くなりすぎると軽薄になり、落としすぎると別ジャンルの空気になる。5.0を維持しているということは、そのテンポ感の匙加減をシリーズを通じてブレさせていないCVだということ。「ギャルらしい抜け感」と「耳に残る息遣いの密度」を両立できる声質と推測できる。具体的な声質の確認はサンプル音声に頼るしかないが、サンプルで気持ちよければ本編も裏切らないシリーズだと思っていい。

向き不向き

【向いている人】 ・ギャルのキャラボイスが耳に馴染む人 ・アナルやおもちゃの描写込みで密度の高いASMRを求めている人 ・1作目からシリーズを追っていて、世界観の空気感ごと楽しめる人 ・CV名より「このサークルのこのシリーズ」という軸で作品を選ぶ人 【向いていない人】 ・声優名をキャスト表で確認してから購入を決めるタイプ(非公開なので判断材料が薄い) ・感情的な起伏や関係性の変化をシナリオで楽しみたい人 ・13作目から初めて触れようとしている人(世界観の蓄積がある分、初見は文脈の半分を取りこぼす)

総評

13作続いて5.0というのは、ファンの熱量だけでは説明がつかない数字だと思っている。CV非公開という情報不足は買う側にとってリスクで、そこは正直に伝える。ただ、その不透明さを作品の満足度で上回り続けているシリーズが存在するという事実は、それなりに重い。新規ならまず1作目のサンプルを聴いて声質を確認してから判断する順番が無難。既存ファンは電子特装版の収録差分を理由に積む展開になると思う。

この作品を試してみる

おにーさん、私達とお茶しませんかぁ?13【電子特装版】

5.0
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