「嫌だけど気持ちいい」を繰り返す幼馴染。山田じぇみ子の迫真演技が怖いぐらいいい
快楽に流されても心までは渡さない——そのリアルな拮抗が嗜虐心を刺激する、NTR×監禁系バイノーラル作品。
「怖い」と思った。演技が、じゃなくてリアリティが。幼馴染の女の子が泣き叫んで抵抗して、それでも最後まで心を折られない。その一点が、この作品をただのシチュ消費で終わらせていない。
どんな作品か
顔を合わせれば世間話をする程度の距離感になっていた幼馴染の女の子・ゆりかちゃんに彼氏がいることを知り、嫉妬に狂った主人公が無理やり家に連れ込む——というシチュ。NTR成分はしっかり機能していて、「自分が本命じゃない子を寝取っている」という後ろめたさと興奮が同居する構造がうまい。 最大の特徴は「快楽に流され切らない」ヒロイン像だ。気持ちよくなってはいる。でも心まで主人公に渡さない。「嫌なんだけど気持ちいい」「気持ちいいけど嫌だ」をずっと繰り返す。快楽堕ちで綺麗に終わらせないその選択が、嗜虐心を最後まで掻き立てる。 終わり方は「レ●プは続く……」的な余韻を残す構成で、アフターエピソードは描かれない。そこを物足りないと感じるかは好みによる。なお作品説明には「無理やり自室に連れ込む」とあるが、実際の展開とは若干の食い違いがある点は事前に知っておいたほうがいい。
CVと演技
CVは山田じぇみ子さん。メスガキ系の作品でよく知られているが、この作品では真逆と言っていい方向性の演技を見せている。引き出しの幅広さが伝わってくる。 泣きの表現が際立っていて、最初から最後まで泣き続けるヒロインの感情を声だけで届けてくる技量はかなりのものがある。本気で嫌がっている感じ、感じてしまっている自分への嫌悪感、ボロボロに泣きながらそれでも心を折られないという複雑な内面——その拮抗がKU100バイノーラル収録によってより近距離で迫ってくることが期待できる。 一方で、演技のリアリティが高い分「フィクションとして楽しめなかった」という意見もある。また特定トラックで台詞のパターンが単調になるという指摘もあり、長尺再生時に気になる可能性がある。ここは向き不向きに直結する。 本編後のフリートークも評判がいい。素の面白さが出ていて、「春に効果を発揮する精神を摩耗させる呪文」という謎ワードが登場するらしい。
向き不向き
【向いている人】 - 快楽堕ちより「嫌がり続けるヒロイン」が好きな人 - NTR成分込みのシチュが刺さる人。寝取り感はしっかりある - 凌●は好きだがリョナはNG、というラインの人にちょうどいいバランス感 - KU100バイノーラルで距離感のある演技を楽しみたい人 【向いていない人】 - 演技のリアリティが高すぎてフィクションとして楽しめないタイプの人。「怖い」で終わる可能性がある - 最終的に快楽堕ちして終わってほしい派。本作はそうならない - 特定トラックで台詞・演技のパターンが繰り返されることを単調と感じやすい人 - 作品説明と実際のストーリー展開の食い違いが気になるタイプの人
総評
嗜虐心を最後まで持続させる設計が、このジャンルの作品として誠実だと思う。快楽堕ちという「楽な着地点」に逃げず、心を征服できないまま終わる——その余韻が余計にムラムラさせる。山田じぇみ子さんの泣き演技はこのジャンルを普段から掘っている人間が聞いても驚く水準で、フリートークまで含めると満足度は高い。終わり方とトラック単調問題に賛否はあるが、嗜虐系NTRを探しているなら有力候補になる一作。
この作品を試してみる
【レ●プ】いつも笑顔のあの子の潮吹き絶頂【アヘ顔】
★4.4